2018年6月27日水曜日

コンコラプトル Conchoraptor


コンコラプトル・グラキリス
Conchoraptor gracilis
体長:1.6m
時代:白亜紀後期
発見地:モンゴル

オヴィラプトル等のオヴィラプトロサウルス類の一種です。口はクチバシ状になっており歯が無く、雑食もしくは植物食だったという説が有力です。
近縁種のシチパチでは、巣の上におおいかぶさるような姿勢の化石も見つかっています。コンコラプトルも同様に巣の卵を守っていた、もしくは抱いてあたためていたと考えられます。



グアリコ Gualicho

グアリコ
Gualicho shinyae
 
発見地 南米
時代 白亜紀後期 

体長約7m、約9300万年前の白亜紀後期の南米に生息していました。前肢が短く、3本指のうち第3指が退化していると考えられるため、ティラノサウルスのような2本指の手に見える特徴をもっていますが、ティラノサウルスの仲間ではなく、ネオヴェナトール類に含まれます。学名の種小名shinyaeはシカゴ・フィールド博物館のプレパレータ(化石クリーニング担当)、新谷明子さんの名前が由来です