2010年5月2日日曜日

アエルログナトゥス Aelurognathus parringtoni

Aelurognathus parringtoni
ペルム紀後期・南アフリカ
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 獣弓目・ゴルゴノプス亜目の仲間で、ほぼ全身の骨格が発見されている種類です。
骨格は同じゴルゴノプス科のリカエノプスによく似ています。
全長約170cmで、化石の胃の辺りからは小型のディキノドンの下顎が発見されている個体もあるそうです。
 今回のイラストは全身復元骨格やふらぎさんに頂いた画像資料を基に、ディキノドンを仕留めた直後の場面を描きました。
全身に毛を生やし、柔らかい頬や唇を持った姿で描きましたが、ここまで体毛が生えていたか・哺乳類的な顔付きだったかは全く分かりません。下顎の頬歯は少し後ろにし過ぎてしまいました。
骨格を見て、犬の様な座り方(お座りの様な姿勢)は出来ないだろうと思い、トカゲの様に地面にべったり座り込む姿勢にしました。
 また、頸肋骨がかなり短く見えたので、首を曲げられるかなと思いその様に描きました。
でも実際に頸肋骨が短いのか、発見されていないから骨をそう復元したのか分からないので、振り返る様な動作が出来たのかは分かりません。
リカエノプスには無理そうに思えるんですが・・・。
 描いている途中で疑問に思った事なんですが、この仲間は目が動かせたのかどうか気になりました。
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参考にした資料
・"The small dicynodont Katumbia parringtoni (von Huene, 1942)(Therapsida: Dicynodontia) from the Upper Permian Kawinga Formation of Tanzania as gorgonopsian prey"
(Palaeodiversity 2, 2009.)
金子隆一
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(イラスト・文 meribenni)

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