2019年2月6日水曜日

スクトサウルス Scutosaurus


スクトサウルス
Scutosaurus
 
体長:約2m 
時代:ペルム紀中期~後期 
発見地:ロシア
 パレイアサウルス類という初期の爬虫類のなかまです。平らな頭頂部と左右に突き出したフリルが特徴です。がに股姿勢の復元が一般的でしたが、近年ブノステゴスという同じパレイアサウルス類の研究から、直立姿勢だったという説も発表されています。

リカエノプス Lycaenops


リカエノプス
Lycaenops

体長:約1m 
時代:ペルム紀後期 
発見地:南アフリカ

   上あごに長い犬歯をもつ事が特徴の一つのゴルゴノプス類の1種です。


リカエノプス復元骨格
アメリカ自然史博物館にて2016年撮影。

2019年1月23日水曜日

スピノサウルス  Spinosaurus


スピノサウルス  
Spinosaurus
体長:約15m 
時代:白亜紀前期~後期 
発見地:エジプト、モロッコ

 ワニのような細長い口と背中の大きな帆が特徴の、大型の肉食恐竜です。2014年に後ろ足が短く地上では4足歩行、また半水生であったという説が発表されましたが、2018には泳いだり潜ったりすることは得意ではなかったという説も発表されています。

2018年12月21日金曜日

ティラコレオ Thylacoleo

ティラコレオ
(フクロライオン)
Thylacoleo
 
体長:1.5m 
時代:新生代更新世 
発見地:オーストラリア


 和名でフクロライオンと呼ばれる有袋類です。ライオンに似た肉食獣ですが、植物食である現生のクスクス(ユビムスビ)に近縁です。

2018年12月14日金曜日

レドンダサウルス Redondasaurus



レドンダサウルス 
Redondasaurus
  
体長:6.4m 
時代:三畳紀後期 
発見地:アメリカ


 フィトサウルス類というワニに近縁の爬虫類です。ワニと大きく異なるのは、クジラやイルカのように鼻孔が頭の上の方にあることです。


 レドンダサウルス復元骨格
(2018年 ニューメキシコ自然史科学博物館にて撮影)


2018年12月3日月曜日

ティポトラックス Typothorax


ティポトラックス 
Typothorax
 
体長:約2.5m 
時代:三畳紀後期 
発見地:北アメリカ
 ワニ類の祖先の仲間ですが、ワニ類とは違って植物食で、背中、尾、腹に骨でできた装甲板があります。このグループをアエトサウルス類といい、ティポトラックスはその中でも小型の種です。


ティポトラックス化石レプリカ
(2018年 アメリカ・ニューメキシコ自然史科学博物館にて撮影)

2018年11月29日木曜日

モロプス Moropus

モロプス
Moropus
 
肩高:約2m 
時代:中新世 
発見地:北アメリカ、ヨーロッパ
 頭はウマに似ていますが、体型はゴリラに似ています。植物食でありながら鋭いかぎ爪をもつ、カリコテリウム科の哺乳類です。モロプスはその中でも首が少し長めの種類です。

モロプス全身復元骨格
(2011年アメリカ自然史博物館にて撮影)