2010年5月6日木曜日

ペドペンナ Pedopenna daohugouensis

Pedopenna daohugouensis
ジュラ紀後期(?)・内モンゴル

 右後肢の膝から先のみが発見されている小型の恐竜です。
中足骨には、Microraprtor guiの様に正羽が生えていた形跡が保存されています。
 今回のイラストは発見されている足先+αを描きました。
Pedopennaは鳥類ではありませんが、少なくとも足だけなら現生の生物では鳥が一番近いと思うので、足先はキジやカラス、ニワトリを、羽の生えている脛などは猛禽類の脚を参考にしています。
描き終えて見直してみると、脛の羽はこんなに長くて妥当なのかとか、脚を伸ばした時に脛の羽と足先の羽はどういう風に重なるのか(そもそも重なったのかどうか)など、全然分からない事が多いなーと思いました。
あと、羽がボロボロ過ぎるかも知れません。
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参考にした資料
恐竜博2005図録
恐竜パンテオン
きまぐれ生物学
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(イラスト・文 meribenni)