Protoceratops andrewsi
プロトケラトプス・アンドリュウシ
全長 約2m
全長 約2m
モンゴル
白亜紀前期
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代表的な初期の角竜の1種。子供から大人まで、数多くの化石が発見されています。角竜の特徴の一つであるクチバシと共に、小さなキバ状の歯も持っており、原始的な形態を残しています。
今回のイラストは、林原自然科学博物館により発掘され、組み立てられた骨格を元に描いています。
この組み立て骨格は非常に精度の高い復元・組み立て作業がされており、世界でもトップクラスの恐竜組み立て骨格かと。フリルの形状などから、メスと推測されているようです。
こちらは、ヴェロキラプトルと一緒に見つかった有名な闘争化石。
(2013年 「モンゴル恐竜化石展」にて撮影)
子供から大人までの頭骨を並べた、これも有名な展示
(2011年 ニューヨーク・アメリカ自然史博物館にて撮影)
私の子供の頃は、ロイ・チャップマン・アンドリュースの発掘隊がゴビ砂漠で世界で最初に発見した恐竜の卵化石は、このプロトケラトプスの卵、となっていましたが、現在では小型獣脚類・オヴィラプトルの卵と考えられているようです。
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主な参考資料
・「モンゴル恐竜化石展」図録(2013)
(イラスト・文:ふらぎ)
(恐竜・古生物イラストブログ「Extinct Creatures)